夕焼け
1日が終わり、帰路に作く途中に出会った、山の彼方からの輝き。
その輝きはこの世界の命であり、すべてのもの命の源でもある。
その輝きが心の奥底まで浸透していき、そして反響し、今度は外へと広がってゆく。
心は感動という波に揺さぶられ、車を停めてただ見とれた。
その時、その美に一直線に目が向いていた。
なにも考えることなく、途中意識は様々なものに枝分かれせず、ただ純粋に、一直線に。
その純粋な眼差しで見ることができたとき、はじめて物事の真を見ることができるのかもしれない。
夕日が教えてくれる、見るという行為。
目が存在している、その意味。
五感という脆く弱く、そして尊いものを授けて頂いたその素晴らしさに。
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