農家民泊「虫の知らせ」

僕らの住む金山町に新たな宿が誕生する。
その名も農家民泊「虫の知らせ」
先日、そのプレオープンが開催された。

数年前、100㍑のザックを背負い、真冬の東北の地を歩いて旅していた僕がこの地に初めて訪れた時のこと。
この地を訪れたときに、虫の知らせ研究所という名を掲げて、山の中の古民家で暮らしている家族に出会った。
彼らは輝きのなかに生き、とても眩しい存在だった。
どんな逆境も笑いに変え、今でも僕の道しるべのような存在。
東北の旅を終え、アラスカの旅を終え、この地に暮らしたくて、ふらりとやって来たとき、家がない僕を家に泊めてくれた。
その翌朝、奥さんの陣痛が突然始まり、ふたりで助産婦さんの所へくというので、急遽1週間ほど留守番を頼まれ、留守番をしているときに生まれた息子、天飛。

この家族との間で起こる出来事がもう楽しくて楽しくて。

そんな家族の人生の新たな門出に居合わせることが出来た幸せ。
近く遠くの地からはるばる数十人、御先祖様をはじめ、見えない存在も沢山あつまった夜。
ライブに料理に焚き火に語りに、一人一人の楽しいという気持ちに喜び、感動、それらがそれぞれに共鳴して、声のなかに、意識のなかに溶け込み、この地から波紋となって解き放たれていく。
その時間のなかが夢のようで、2日ぐらいたった今でも余韻に震える。
農家民泊、虫の知らせ、この世界への誕生、おめでとうございます🎉✨✨

皆さんも是非、虫の知らせへ訪れてみてください。きっと探しているなにかが見つかります♪

みみをすます

奥会津金山町の山のてっぺんにある宿とcafe

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