秋の空の下

ずいぶん前に、やれる人がいなくなり無くなってしまった太郎布の歳の神。
そんな神事をどうしてもやりたくて、環と大とたくやの4人で茅を刈り、束ねて、干した。

ひとつ違えば不愉快に陥ってしまいそうなほどのひどい草やぶだったけど、そんなことは微塵も心に生じることなく、終始喜びのなかにいることが出来た。
途中でお婆ちゃんが見に来たり、おやつをくれたり、秋空の下、みんなでやれたこの時間というものがかけがえのないもの。

みみをすます

奥会津金山町の山のてっぺんにある宿とcafe

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